Lolita23q

SPECIAL

INTERVIEW

少女-ロリヰタ-23区完全復活
パーソナルインタビュー:Vo.颯

――先日の一日復活ライブ、お疲れさまでした。
颯:お疲れ様です。

――あの日は、凄い熱気の中で、久しぶりのステージだったんですよね。
颯:そうだね。ステージに立ったのは5年ぶりだったかな。

――レミングの時の最後のステージから立ってない。っていう感じでしょうか。
颯:レミングが終わった後にギター隊と1回だけステージに立ったけど、それ以来だね。

――メンバーの中で一番ブランクがあったと思うのですが感想はどうでしたか?
颯:特にブランクは感じなかった。7年ぶりのギャップを感じた部分はあったけど、やっぱり「最高」の一言です。

――僕も撮影しながらライブを見ていたのですが、当時と変わらない勢いを感じました。どう感じましたか?
颯:メンバーにも話したんだけど、実は熱量的にはちょっと物足りなさを感じたんだよね。ロリヰタとしては7年ぶりのライブだったんだけど、当時より大人しい印象を受けたかな。

――久しぶりに、ステージに立った颯さんならではの感覚かもしれませんね。
颯:そうかもしれないね。
ロリヰタのLIVEに慣れてるっていうよりは、新しいファンの人達が多い印象を受けたかな。

――ファンの方の中でも、颯さんが歌っていた頃は、色々な理由で東京に行けなかったお客さんが多く来場されたのかもしれませんね。
颯:思ったよりそういう印象を受けたかな。そういう意味では凄い嬉しかったし、新鮮さを感じたね。

――一日復活を終えて、2017.1.15のZeppのLIVEの発表という、ファンの人たちにとっては待ち望んでいたであろう衝撃の発表がありましたよね。
颯:実は、ファンの皆の反応が凄く気になって袖で見てたんだよね。完全復活を発表した時に悲鳴のような歓声で、素直に嬉しかった。

――サポートギターが入っていて、龍兎君は二階で見守ってくれているっていう状態ですよね。
僕的には颯さんに久しぶりにお会いできて、LIVEも見させてもらってという感じなのですが、少しストーリーをさかのぼってみようと思います。AXはいつでしたっけ?
颯:7年前なので、2009年ですね。

<脱退の一番の理由は>

――バンドに勢いがあった時に脱退っていうのは、ファンにとっても衝撃だったと思うのですが、当時を振り返ってもいいですか?
颯:うん、大丈夫。

――正直、活動してて結果もついてくるし楽しい時期なのに、自分の信念と違うから『脱退』という道を選んだと思うのですが、良ければその時の心境を聞かせてもらってもいいですか?
颯:こう見えてもネガティブな部分が結構あったりして、一番の理由は【ロリヰタのボーカルとして、歌うことが見えなくなった】ことに尽きるかな。

――ロリヰタのボーカルとして、表現者として迷路に迷ってしまった感じですか?
颯:ロリヰタって時期によって表現してきたものが違うバンドだと思うんだ。歌詞も自分だけが付けてたわけではないし。ちょうど事務所が変わったあたりから、自分が表現したいものをメインで作っていく中で、今までのロリヰタとのギャップや、メンバーとの価値観の狭間で、今後もロリヰタを続けていくことに疑問をもつようになってしまった。

――それは今までロリヰタが作っていった世界観と、そこから颯さんの言葉に段々移行していく過渡期の摩擦みたいなものがあったっていう認識でいいですか?
颯:そうだね。例えるとバンドって大きな船で目的地に向かって進んで行くものだと思うんだよね。それが、個々の葛藤だったり摩擦だったりで、目的地が霞んで見えなくなっちゃった感じ。

――きっと自分の中でもイメージが見えてるからこそ、メンバーが同じ方向を向けなかった時が苦しく感じてしまったんですね。
颯:そうだね。苦しくもあったし、歌うこと、表現することに疑問を持ってしまった。

――その疑問を持ったまま、ロリヰタのボーカルとしてステージに立つことは違うと思ったと。
颯:そうだね。疑問や葛藤を持った期間も長くなっていって、このまま活動し続けても、聞き手の心に響かないっていう気持ちが遂に確信に変わってしまった。

――それを、メンバーに話した時の心境ってどうでしたか?
颯:やっぱりなかなか言い出せなくて・・・
長年連れ添ったパートナーに別れを切り出す感じかな(笑)

――言い出しづらいですよね。
颯:これは笑い話として聞いてもらいたいんだけど、辞めるって話を切り出した時、メンバーは誰も引き止めてくれなかった!(笑)

――信念をもって活動してきたバンドだからこそ、颯さんの出した結論はそれだけの重みもあるし、引き止められなかったということでしょうね。
颯:ただ、当時のことを思い出すとユ≠キだけは、最後の最後まで「ロリヰタ続けていこうよ」って、ずっと言ってくれてたんだよね。

――素敵な話ですね。
颯:まあ、その時はもう自分の中で決めてしまっていたから。脱退という形を選んでしまったんだけど。

――今、その時の決断を振り返ってどう思いますか?
颯:メンバー全員が真剣にやっていたからこそ間違った決断ではなかったと。今でもそう思っている。

――レミングでの活動の期間はどれくらいだったんでしょうか?
颯:短かったですね。2年弱ぐらいだけど、その時やりたかった事もちゃんと実現出来たし、その経験があったからこそ、またこうしてロリヰタとして5人揃って集まれたと思ってる。

<もう一度【歌いたい】>

――その後、音楽活動を休止したわけですが、今年の9月17日にステージに戻ってきたんですね。
颯:そうですね。

――ファンの方々からしたら『数年ぶりに姿を表してくれた!』っていう気持ちのLIVEだったと思うのですが、当時の決断があった上で【なぜこのタイミングで颯さんが戻ってきてくれたのか】そして、一日限定では無く、ロリヰタ完全復活に至ったのか。どのような心境の変化があったのでしょうか?
颯:行方不明状態だったと思うんだけど(笑)休んでた間は色々なことをしてたな。
とにかく色々な経験をしたかったから、海外に行ったり、日本各地を廻ったりしたよ。

――旅に出て今まで触れてこなかった物に触れたり様々な経験をしたということですね。
颯:うん。学生の時に働いていた場所に出戻ったり、古くからの知り合いに頼まれて夜の仕事を手伝ったりもした。

――バンドやりながらだと難しそうな経験ですね。
颯:とにかく、色々な経験をしてみたかったのが一番の理由だね。海外に行って、その土地に住む人の習慣や人柄が様々で、色々な生き方があるんだなと、しみじみ感じた。

――国内でもそうですが、海外だと常識だと思っている事がそもそも違っていたり。という事がありますよね。
颯:そうなんだよね。海外の人達って本当にぶっ飛んでる(笑)。様々な経験をしていく中で、自分自身を見つめなおした時に【一度きりの人生、自分のやりたい事を納得いくまでやりきろう】って素直に思った。それが何なのかって考えた時に【歌いたい】と強く思ったんだ。

――やっぱりそこは、もう一度【歌いたい】なのですね。
颯:自分の居場所はステージの上なんだって強く思ったね。

――また歌いたいと思ったきっかけは?
颯:各地の色々な場所で音楽に触れる機会があって、路上で歌ってる人やライブハウスで歌っている人達をたくさん見たことかな。ロリヰタで歌ってた時のことも自然と思い出したりしてたんだよな。

――なるほど。その後どのようにしてロリヰタ再結成に至ったのですか?
颯:ある日いきなりユ≠キから電話がかかってきたの。リョヲ丞と3人で久しぶりに会わない?って声をかけられたっていうのがきっかけだね。活動時、個人的に食事に行ったりした記憶がほとんどなかったから正直驚いたね。

――それはいつ頃ですか?
颯:ちょうど1年前ぐらい。

――どんな話があると思いましたか?
颯:「バンド関係の誘いがあるのかな。」と心のどこかでは思ったけど、本当にあるのか無いのかは定かでは無かったかな。

――久しぶりに会ったユ≠キくんとリョヲ丞くんはどんな風に見えましたか?
颯:ビックリするぐらい変わってなかった(笑)

――おお!実はさっきユ≠キくんに同じことを聞いたら、同じ事を話していました(笑)。リョヲ丞くんにも質問したら、いい意味で変わってないって。『発言内容も当時から彼は自分の選ぶ道っていうのがはっきりしていた。一貫してブレてない。』っておっしゃってました。そういう所が、他の人にはない颯さんらしさだと思うって。ある意味、音楽活動を再開するに当たって、新しくバンドを組むって選択肢もあるわけじゃないですか。その中で【脱退したボーカルともう一度組む】って…
颯:聞いたことないよね(笑)本当お騒がせバンドだと思うよ。

――実際に何をお話されたんでしょうか?
颯:実際に会って『ロリヰタもう一度やらない?』っていう話されて。やっぱり!って気持ちと、ロリヰタ復活?!って部分には正直ビックリしたよ。脱退した立場だったし、そんなこと有り得るの?っていうね。(笑)

――その時は、颯さんはなんて答えたのでしょうか?
颯:事が事なので、その場で返事はしなかった。正直、考える時間は必要だった。その中で、今自分がやりたい事を考えた時に【ロリヰタじゃないと表現できない】って感じた。自分の在るべき場所は「ロリヰタ」なんだって確信して、「あの日の夢の続きを見るのも悪くないな。」って強く思ったんだよね。

――凄く、素敵な理由だと思います。BANさんと龍兎さんにはその後会ったんでしょうか。久々に全員で再会したのはいつですか?
颯:その後も実は…色々な問題が起こったんだよね(笑)。だからメンバー全員で再会したのはその話が出てから、半年経った頃だったかな。

――公式に発表したのは4月23日でしたよね?その少し前ぐらいですか?
颯:龍兎に関しては【歌いたい】と決意してから、個人的に軽く会ったりはしてたけど、全員揃って集まったのは、発表した後だね。龍兎はもう一つのバンドのほうも忙しかったから。

――発表後までメンバー全員では集合出来ていなかったんですね!
颯:実は発表の時はまだ継続してやっていく事は、決まっていない状態だった。事務所等の兼ね合いだったり…まあそれ以外にも色々問題があってね(笑)

――色々な壁を乗り越えて、完全復活に至ったんですね。
颯:そうなりますね。

――今は制作期間になるんでしょうか?デモ作りが進んでるっていうのは、お聞きしているのですが。完全復活に向けて歌詞はもう完成しているんでしょうか?
颯:その時のリアルな感情を書いていきたいから、歌詞は基本的に書き溜めているっていう事はしないんだよね。現代社会への不平不満だったり、格差だったり、人間誰もが持つ「リアルな感情」を伝えていきたいって思っている。

――現代社会の闇だったり颯さん自身のその時々のリアルな感情を表現していきたいってことですね。
颯:皆そういう感情って口に出さずに押し殺して生きてるって思うんだ。そういうリアルを自由に歌っていきたい。

――ライブにも、これからは新曲もどんどん入ってくるってことですよね。
颯:新曲は今後たくさんやっていきたい。【だからロリヰタは戻ってきたんだ】って納得させる絵を見せていきたいし、この5人で表現していきたいね。

<ニーズに合わせるっていう気持ちはない>

――ニーズに合わせてるバンドも結構いるような感じがしますが、その辺はどう思いますか?
颯:ロリヰタはロリヰタでしかないし、結局何がしたいのかが大事でしょ?ニーズに合わせるっていう気持ちはないね。好みなんて10人10色で100人いたら100人の好きな形がある訳だから。

――ファンに合わせてくれるバンドより、自分たちの道を極めているバンドの方が求められていると思います。それだけ熱くさせてくれる言葉、音楽を待っているのかもしれませんね。
颯:そういう存在で在りたいと思ってる。

――それによってロリヰタらしい唯一無二の立ち位置が確立されるような気がします。
颯:「本物しか残らない」に尽きるのかな。
ロリヰタなら最大限の良さを引き出せるんじゃないかと思ってる。だから集結した。

<最後に>

颯:2017年Zepp Tokyoを区切りにロリヰタはこのシーンを掻き回して行くつもりだから、君達もロリヰタと心中する覚悟で付いてきなさい。
――夢の続きですね。楽しみにしています!

少女-ロリヰタ-23区完全復活
パーソナルインタビュー:Gt.龍兎

<客観的にロリヰタを観たのってこれで2回目>〉

―――9月の龍兎くんが観に来ていた一日復活のライブから1ヵ月くらいたちましたが、あの日はどうでした?(インタビュー時は10月上旬)
龍兎:客観的にロリヰタを観たのってこれで2回目で。11年ぶりくらいですね。

―――客観的に自分のバンドを観るって不思議な感じだと思うけど、良さが分かったりしますよね。
龍兎:そうですね。凄い分かりました。「ロリヰタ輝いてるな」と純粋に思いました。発表の時にここ数年聞いたことのない歓声を客席で聞いて、不思議な気持ちになりました。「俺だけど俺じゃない」みたいな(笑)

―――それだけのものを作ってきたってことですよね。
龍兎:いいライブだったと思います、純粋に。他にはないバンドなのかなって。このメンバーだからこその価値みたいなものを感じました。

<ロリヰタで合流できて良かった。>

―――少し過去を振り返って話を聞かせてもらいたいと思います。
龍兎:今振り返るとそれぞれの道に進む決断をして、大人になった今また、ロリヰタで合流できて良かったと思ってます。
あの頃はみんな子供だったなぁと。

―――この話もみんな同じように話してくれていて。その時はその時にしか出せない答えを出してきたけど、
今だから出来ることがあるってことを、それぞれの目線で話してくれました。
龍兎:なんなんですかね…バンドって恋愛と一緒なのかも。意見の違いとかあるとやっぱりムカつくじゃないですか。

―――恋愛ですか(笑)
龍兎:恋愛と一緒だと僕は思います!こんなに好きなのに死ぬほどムカつくってあるじゃないですか、なぜか恋愛って。

―――バンドやりたい男の子たちが5人も集まったらぶつかるのは間違いじゃないし誰が悪いとかじゃないですもんね。
龍兎:バンドって「人間ドラマの塊なんだ」みたいな。バンドやればみんな青春できますよ。

―――出来ます?
龍兎:出来ちゃうんですよ何故か。

<ギターを弾ける場所があるだけでも幸せなことなんだって>

龍兎:少し前に音楽やめようかなって思ってた時期もあって。そう思った時期にロリヰタの話が来て、色々フリーになった状態だったので「あ、出来るかな」って。そういうこともあったので雑念がなくなりました。

―――本当に音楽をやめることも考えたんですね。
龍兎:考えましたね。だからこそ、ギターを弾ける場所があるだけでも幸せなことなんだって。

―――まさかそんな言葉が龍兎くんから聞けるとは…
龍兎:だから自分はありがたくギターを弾かせてもらいます、みたいな。

―――そうだったんですね。プレイの面ではどうですか?
龍兎:経験豊富な方々に見てもらったりして、勉強になった部分はありますね。

―――プレッシャーもあったのですか?
龍兎:そうですね。精神と時の部屋に入ってたみたいな感じです。

<ライブはアナログでやっていきたい>

―――龍兎くんはギタリストとして機材など細かいところまでこだわりますよね。
龍兎:こだわりますね。

―――僕はそこが龍兎くんの素敵なところだと思っていて。例えば今はデジタルでアンプのシュミレーターがあるけど…
龍兎:ありますね。正直デジタルは音もいい。でも、生で弾いてての気持ち良さは絶対アナログのほうがあるので、しょうがない時以外はライブはアナログでやっていきたいなっと思っています。機材に関してもこだわりが強すぎますね。

―――リハでも一つずつ変えたりしてやってるんですか?
龍兎:それが楽しいんです。ギターの音に関してだけはなんとしてもいい音を出したいですね。

―――このこだわりは絶対伝わると思います。
龍兎:ライブでこの人の音、すげぇって思わせたくて。

―――これだけこだわっていると「龍兎さんの音違うよね」みたいになるじゃないですか。
龍兎:そうなりたいですね。精確に弾ける人って腐るほどいるけど、音だけ聞いて「この音はあの人だ」ってなる人はほとんどいないじゃないですか。だからそういうところにいきたいですね。「この音は龍兎だ」みたいな。

<いい意味で変わってないんじゃないですか>

―――龍兎くんから見てメンバーはどう見えますか?
龍兎:いい意味で変わってないんじゃないですかね。

―――皆さんも同じ事をいってましたよ。では、颯さんについてはどうですか?
龍兎:ステージを観てブランクを感じませんでした。客観的に見ていてお客さんが求めている颯くんの魅力が改めて分かりました。

―――僕も同じです。颯さんにしか出せない魅力を感じました。
龍兎:ステージからの勢いを感じましたね。魅力をもっとファンの子に伝えていきたいと、純粋に思いましたね。

<毎回一流のものを提示していきたい>

―――来年はどんなことをしたいですか?
龍兎:お客さんが次のロリヰタをまた観たいと希望の持てるような動きをしていきたいですね。いつ来ても、クオリティが高くて、楽しいライブをしていきたいって。流行りだからとかじゃなく、ちゃんといいから行くみたいなね。

―――バンドのスタンスとしては常に流されてないというか。
龍兎:そうですね。ちゃんと魅力があるからお客さんが足を運ぶ、みたいな。

―――そういうバンドって流行りとかではなく、「本物」だからかっこいいですよね。
龍兎:そういう活動をしていきたいですね。毎回一流のものを提示していきたいですね。

―――ずっと好きでいられるバンドっていいですよね。
龍兎:そうなりたいです。

少女-ロリヰタ-23区完全復活
パーソナルインタビュー:Gt.ユ≠キ

<もう一回途中からやりたいなって>

―――ロングインタビューということで、色々ときかせて頂きたいと思います。先日の一日復活ライブは改めていかがでしたか?
ユ≠キ:9月17日のライブやるまでにも色々あったりして、やっと実現できたというか。
当初本当に一日だけの予定だったので。でもちゃんと復活することができてよかったですね。
ファンのみんながすごい楽しそうにしてくれてたのが良かったし、メンバーの顔もやっぱり他で活動するよりも一番活きてたような気がするし。

―――ステージ上で見るメンバーの表情って、いいですよね。
ユ≠キ::すごい、なんか懐かしい感じしましたね。リハとかでは感じられないものも感じられたし良かったですね。もちろん反省点もありますけど、いいライブだったと思いますね。

―――「9月17日のライブやるまでにも色々あった」っていうのをせっかくなので聞かせてもらいたいんだけど。
ユ≠キ::そうですね・・・最初に僕とリョヲ丞でやってみましょうかとなったはいいけどなかなか思うように進まず(復活)できないのかなって思ったときに、颯くん今どうなんだろうなみたいな感じで、何もやらないよりは一度話してなと思って、颯とコンタクトとって徐々に隙間を埋めあったというか。

―――それまで颯くんと連絡はとってたりしていたのでしょうか?
ユ≠キ::あんまりとってなかったですね、ほとんど。

―――じゃあユ≠キくんも会うのは久しぶりだったのですね。
ユ≠キ::かなり久しぶりでしたね。最初はリョヲ丞と3人で居酒屋でフツーに会いましたね。

―――「最近どう?」的なところから?
ユ≠キ::そうですね。その時に、「一日やらないか」ということを話したのですが、でもすぐには「おぉ、やろう」とはならなかったですね。颯的にも。

―――え!一旦持ち帰って考えて、みたいな。
ユ≠キ::そうですね。やっぱ一回抜けてるっていうのがあると思うんで、そういった面とかですかね。ちゃんとした理由があったと思うんで。

―――久しぶりに颯くんと会って、その時の颯くんのテンション感って、当時と比べて変わっていた部分はありましたか?
ユ≠キ::特に変わらずで(笑)見た目も特に変わってないし、話しても「らしさ」がありました。どういうのをお客さんに見せたいかっていうのはちゃんとしたヴィジョンがあったり。やっぱりすごいなって思いました。

―――リョヲ丞くんもインタビューで颯くんも話してみて一緒にライブやることをイメージした時にワクワクしたと言っていました。
ユ≠キ::俺も思いましたね。やっぱり絶頂期でロリヰタが「一番イイ」って時に脱退しちゃってるので、それをもう一回途中からやりたいなってのはずっとあったので。

―――2009年の渋谷AXワンマンのことですね。
ユ≠キ::はい。だから、ある意味今回夢が叶ったというか。時代とともに当時と多少お客さんのノリも変わってきてるので、それは今後ロリヰタらしさを探して新しいことできればいいなとは思ってますね。

―――この間のライブはその熱量がすごくあったなと思いました。会場の前から後ろまでステージのテンションが行き届いているっていうのは最近の他のアーティストのライブでもあまり見る事がなかったから、素晴らしいなって思いました。
ユ≠キ::ありがとうございます。

<ロングミーティング>

―――今回またロリヰタが動くっていうことは、当時も目的とか目標とは設定してるものはあったと思うんだけど、今の、みんなでまた集まるって言う時にユ≠キくんは何を目指して、何をロリヰタに求めてもう一度やるっていうのを決めたのでしょうか?
ユ≠キ::個人的には今日までの活動で得た、過去のロリヰタで出せなかったステージングだったりとか音だったりとかで、ロリヰタに新しさを付け加えられたらいいなっていうのもあるし、後は、メンバーがしたいことを俺もちゃんとまっすぐそれに向けてやりたいなっていうのがあるんで、自分がメンバーに「これやろうよ」って言うよりは、メンバーが「これがやりたい」って言ったものに対してそれを全力でやりたいっていう感じです。

―――ロリヰタの、楽曲決める時とか、例えばツアータイトルとかテーマ決める時とかのミーティングの雰囲気ってどんな感じなのでしょうか?
ユ≠キ::そうですね・・・うち、本当に打ち合わせが長いので・・・(笑)

―――長いんですね(笑)
ユ≠キ::長いです(笑)かなりずっと話し合ってる、みたいな。わりと話がそれることもなくずっと音楽の話ができるようなバンドなので、最初、颯から明確な「これがやりたい」ってのが出て、その後メンバーでアイデアを出し合うんで、枝分かれするよりは、ちゃんと積み重なっていく感じですね。

―――じゃあ、そうやって決めたりする時はロングミーティングで。
ユ≠キ::そうですね。ロングミーティングですね。

<そのバンドがやることが全部好き>

―――ユ≠キくん個人はどんなことを今後のロリヰタでやっていきたいですか?
ユ≠キ::音楽性とか、楽曲性ってよりはロリヰタっていうバンドが好きなので、バンドがやることが全て好きになる感じですね。合わない物には合わないって言いますけどね。

―――そのバンドのメンバーが話し合って、「これだ」と決めた事ならそれが道であり正解っていうことなのでしょうか?
ユ≠キ::ああ、そうですね。

―――そして次のZepp Tokyoでの「完全復活」へ今向かってる今は、そういったミーティングも重ねていると思いますが、もうZeppの内容は固まっているのでしょうか?
ユ≠キ::いや、Zeppはこれからですね。今新曲も作ってる段階なので。(インタビューは10月上旬)

―――新曲があるんですね。。
ユ≠キ::ありますね。まだどういう風に完成するかわかんないですけど。

―――じゃあ、今は颯くんが描いてるイメージに対してデモのやり取りをしてる感じなんですかね。
ユ≠キ::そうですね。今はそんな感じです。

<「ついて来い」>

―――Zeppの日に龍兎くん含めて全員で初めて立つというところで、ファンの盛り上がりは絶対すごいんだろうなと思うのですが、その日に伝えたいテーマっていうのはユ≠キくんの言葉だとなんになるどんなものなのでしょうか?
ユ≠キ::そうですね、安心感と「ついて来い」感は出したいなと。

―――もう、それがあれば充分ですね!ファンの人が求めてる物がその言葉に集約されてる気がします。
ユ≠キ::あんまり心配はさせたくないというか、そういうのはありますね。

―――その日がある意味正式なスタートの日になると思うのですが、その先の展望についても聞かせてもらってもいいですか?
ユ≠キ::いっぱいあるんですけど、やっぱりイベントには出たいなって。2マンとかイベントはやりたいなって思ってますね。後は主催もなんかちょっと色味というかなんというか面白い感じでやれたらいいなっていうのは今考えてはいるんですけど。後、地方も行きたいですね。待ってる人も多いと思うので、絶対早い段階で行きたいなと思ってますね。

―――楽しみですね。
ユ≠キ::ファンの子に「忙しくなるよ」的なことは伝えたいですね。

<デザイン>

―――グッズのデザインもされてると聞きました。
ユ≠キ::はい。してます。一日復活の前からメンバーで話してたりしたのとか、お客さんの気持ちとかを考えて、時計のシルエットだったりとか、割とあんまり悩まず作ることができて、「ロリヰタ」ってイメージがもうあるんでそれは簡単に作れましたね。あとメンバーが作ってるんで馴染みやすいとも思うんで。だからお客さんに手に取ってほしいですね。

―――この前より、もっとこういうの作りたいとかある?
ユ≠キ::(笑)そうですね・・・時計欲しいですね、やっぱり。時計。

―――何時計でしょうか?置き、腕、色々・・・
ユ≠キ::置き時計ですかね。腕時計じゃなくて置き時計。でも高すぎてだれも買えないと思う(笑)

―――ちゃんとした置き時計ってグッズでみたことない気がします。
ユ≠キ::たぶん無いと思いますね。だから置き時計あったら面白いなとは思うんですけど。

―――時計、ぜひ作りましょう!
ユ≠キ::そうですね。ちょっと作らせてもらおうかな。(笑)

<スタイル>

―――話は変わりますが、ユ≠キくんのギタリストとしてのプレイスタイルってどういうところから来ているのでしょうか?
ユ≠キ::どちらかというとギタリストよりベーシストが好きな場合が多いんですよ。「支えるベース」というか。ステージングもそうなんですけど。

―――確かに、あんまりグイグイっていうスタイルではないですよね。
ユ≠キ::あんまりそういうのは好きじゃないですね。ソロで弾いて目立つよりは普段のちょっとしたところで「あぁ、カッコイイ」と思われるようなギタリストになりたいというか。ソロで目立つのは全部龍兎にまかせたいというか。ちゃんとバンドに役割をつけたくて。そこを明確にするには上手はソロ弾いて下手はどっしり華がある感じにしたいっていう。

<ミステリアス>

―――ロリヰタの完全復活に関してはすごくお客さん達の期待も大きいですよね。
ユ≠キ::そうですね。デカイと思います。それに答えられるように、本当にがんばります。

―――Zeppから復帰となる龍兎くんとは以前から会ったりとかしてたのですか?
ユ≠キ::龍兎とは会いはしなかったですけどちょこちょこ電話したりとか、お互いの新しいバンドで対バンしたりとか。1日復活の時はサポートだったんですけど、1日復活してみて、ロリヰタの上手ギターは龍兎じゃないとダメなんだっていうのはリハとか入ったりして思いました。

―――これはちょっと後で龍兎くんに話したくなりますね。
ユ≠キ::音作りとかもやっぱりこだわる人なんで。

―――ユ≠キくんのこだわりとしては、音以外の面で大きな部分として、ステージの時はほとんど喋ってくれないというか。それはこれからも変わらないのでしょうか?
ユ≠キ::そうですね。それが自分の「ロリヰタのユ≠キ」のスタイルだと思うのでやっぱり崩したくないというか、そこ変えたらちょっと違っちゃうんだろうなっていうのは思いますし。

―――ミステリアスですよね。
ユ≠キ::ミステリアスでは居たいなと。私生活はわかられたくないなというか、わからせたくない感じのギタリストというかアーティストになりたいですね。

―――生活感ぜんぜんでてこないですよね。イメージでは、夜はワイン飲んでる感じです。
ユ≠キ::最近あんまり呑めないですけどね(笑)

<知らない状態でいたくない>

―――リョヲ丞くんがインタビューの中で、メンバーが何か悩んだりしていた時はいつもユ≠キくんが真っ先に連絡をしてくれると言っていて、これってファンの人からはあんまり見えない部分なんじゃないでしょうか。
ユ≠キ::そうですね。メンバーが悩んでることを知らない状態でいたくないというか。知らなかったら何も解決できないじゃないですか。で、知っとけば自分に力が無くても何かしら道は見せられるというかアイデアは出せると思うので。まず俺に相談してほしいですね。っていうのはメンバーにはいつも言ってるんですけどね。

<改めてその良さを知る>

―――最後に少し颯くんの話を聞かせてください。リハーサルを重ねて復活ライブを迎えてっていう流れの中で彼はどうでした?
ユ≠キ::久しぶりにリハに入ってなんかすごい「あぁ・・・颯だ」って。久しぶりに入ったんですけどやっぱりすごい安心感というか曲と声がはまってるというか。

―――やっぱりこれだって?
ユ≠キ::やっぱりこれだってのはありますね。すげえなっていうのは思いました。離れてたんで久しぶりに聴いて「ああ、やっぱり良い声だな」とか「良い曲だな」とか改めてその良さを知ることができて、次に向かうことができてますね。

―――来年は活動を充実させつつ、グッズで置き時計ですね。
ユ≠キ:それいいですね。(笑)

少女-ロリヰタ-23区完全復活
パーソナルインタビュー:Ba.リョヲ丞

<あっという間に>

―――一日復活の発表からあっという間に9月17日のLIVEまで迎えてしまいましたね。
リョヲ丞:そうですね。いざ発表してから当日を迎えると、目まぐるしくあっという間だった印象があります。

―――チケットも凄い事になってましたね。
リョヲ丞:本当にありがたい事です。すぐ売り切れになりまして。

―――今回O-EASTという会場を選んだことに何かイメージはあったんですか?
リョヲ丞:日程が決まってご縁があった会場っていうのがO-EASTっていう場所で、バンド的にもあれだけ人が詰まっている状況というのは初めてでした。

<ボーカリストはこうあるべき>

―――颯くんが今回ステージに復帰ということで。そもそもどういう経緯で今回の事になったのか教えていただけますか?
リョヲ丞:去年(2015年)の夏ごろにユ≠キとの再会がきっかけでもう一回ロリヰタやってみようっていう話が出て、最初はあくまでも一日復活っていう話をしたんですね。そこから色々あってユ≠キが颯に会おうよって話になって。考えもしない事だったので俺的にはびっくりしたんですが、純粋にまた会ってみたいなって思いました。で、実際に3人で会ったんですね。颯はその時点では音楽からは離れていたんですけど、話をしていく中で考え方とか当時のままの言葉を持ってるな。と感じました。

―――再会した時に、やっぱり当時から光ってた部分を改めて感じたっていうことでしょうか?
リョヲ丞:はい。そこが凄いなって純粋に思いましたね。これは早く一緒にLIVEをやりたいなと素直に思いました。

<ロリヰタのベーシスト>

―――そうだったんですね。
リョヲ丞:はい。ただ、それはあくまで一日復活に対しての話であって。来年からまた再始動しましょう。っていう流れになるにはその後に別の心の動きがありました。

―――どのタイミングから再始動っていうのが、固まったんでしょうか?4月23日の一日復活の発表の時にはもう決まっていたんでしょうか?
リョヲ丞:全然そんなことはなくて。まず龍兎は自分のバンドがあるので、一日復活には参加できないっていう風に聞いて。でも、4人で集まれたって時点で凄いありがたかったのでLIVEをやりたいっていう話から、その先も続けてみようかって話に自然となって。そうしたらその先のことを改めて俺らから龍兎に提案したいねって話したんですね。じゃあ、実際にどういうことをバンドでやりましょうかっていう話になって深く話してるうちに、颯に関して本当に凄いなと思う事があるんですけど、長いブランクがあったにも関わらず【新しくこういう音楽をやりたい】というヴィジョンを彼は持ち続けていて。それに対してその時点では俺にとってロリヰタは【思い出】だったので、その時は彼の気持ちをうまく理解することができなかったんですね。なので、実は一日復活も含めて『俺、やっぱりできない』って俺は一度メンバーに言ってるんです。

―――それは意外ですね。
リョヲ丞:はい。それに対して、「今見えてるスケジュールだけでも一緒にやろうよ」って連絡くれたのがユ≠キだったんですね。自分の中でロリヰタをもう一回やるっていう事は自分の中ですごく大きな出来事で『自分の中でメンバーの信念を理解する事ができないならやれない』と、一人で思い詰めてた部分がありました。でもユ≠キとしては「そう思ってるんであればます俺に相談してほしかった」って言ってくれたんです。思えば、2012年の活動休止の時も『ロリヰタってバンドに区切りをつけよう』って最初に言ったのは俺なんですね。

―――あの時はメンバーそれぞれにそれぞれのヴィジョンがあったということですか?。
リョヲ丞:まさしく。みんなそれぞれやりたい事があるんだったらそれに向かってやろうよ。っていう事で俺から切り出しました。でも、その中でもユ≠キはずっと俺に「もう一度考え直さないか」 って言ってくれて。でも俺は自分の中で区切ると決めていたので『もう続けることは出来ないって』言ったんですけど、当時も今回もユ≠キは俺を引き留めてくれてたんだなって思いだして。俺はまた前と同じことを繰り返すのか?と。それは違う、まずは目の前のことに向かおうと思い直して、4月23日の発表を迎えました。そうしたら、これだけ多くの人が望んでくれていたんだという驚きがありました。
―――そうだったんですね。

<意地>

リョヲ丞:実は俺、その夏に旅に出ていたんですね。
―――珍しいですね。どうでしたか?
リョヲ丞::沖縄の離島に一人で行って。そこで普段見たことのない景色を見ていたら、自分の中にあったこだわりが凄く小さく感じて。それまで意地を張ってたものがどうでもよくなったんですね。よく考えたら一旦離れたメンバーがまた集まってもう一度やろうってなってることや、その後、色々と環境や気持ちの変化もあって龍兎も次があるなら自分もやりたいってその時点では言ってくれてたこととか色んな状況が重なっていて、『これはありがたいことだ。なんで意地を張っていたんだ』と感じるようになりました。
―――なるほど。
リョヲ丞:そこでやっぱり颯の話になるんですけど。俺がもし颯の立場だった場合、長い間音楽からはなれているにも関わらず信念をもってそれを人に語れる言葉にして、発信できるのであれば、颯の願いを叶える手伝いをするっていうのは神が俺に与えたミッションじゃないかと思って。今まで俺は自分のために生きてきたんですね。まず自分が評価されたいという気持ちが強かったんですが、色んなことを経験して、自分以外のメンバーの良さというものが強く理解できるようになったこのタイミングでまた集結できたんですね。今思えば、きっと俺よりメンバーの方がロリヰタというバンドと向き合ってきたんだろうなと感じます。俺は常に自分のものさしで走ってきたので。それを他のメンバーが今までどれだけ尊重してくれていたのかっていう事も今なら理解できます。だからなおさら、こうしてまた集まれたこれからは、バンドのために俺が突っ走るんじゃなくて、メンバー5人で走りやすいように自分の役割を果たしたいという思いが強いですね。

<自分の役割を全うするだけ>

―――今は、曲作りに入ってるんですよね。きっと今回の一日復活LIVEを見て、次のZepp Tokyoへの期待感はどうしても高まりますよね。
リョヲ丞:Zeppに関して言えば、当時を振り返るだけではダメだと思っていて【未来を感じられるスタート】を切れるように、やるべきことをやるだけですね。まず、過去の作品を超える曲を作ること。あとはメンバー全員で全力でステージに臨むこと。それに尽きます。

―――この間のLIVEで見た景色があったからこそ、今だからこそ出来る演奏もあるということでしょうか。
リョヲ丞:この間のLIVEの景色という部分では、意外なことに自分は凄く冷静で。正直言ってしまうと、あの日の自分のプレイには全然満足してません。これからは当時と一緒ではダメだと思っていて。ライブをする上で回りを見る冷静さも必要不可欠だと思いました。

―――完全復活に向けて意識の変化も大きそうですね。
リョヲ丞:俺はベーシストとしてブランクがあるので、ある意味メンバーの中でも特殊だと思っています。一番変わらなきゃいけないのは俺ですよね。ベーシストとして当時できなかった役割を全うすることがこれからのバンドのためになると思っています。

―――リョヲ丞くんとしてもバンドとしても完全復活に一番いいタイミングだったのかもしれないですね。
リョヲ丞:まあ自分みたいな経歴のベーシストは珍しいとは思います。このパートは作品作ってるときはメロディやリズム、歌詞の響きに関してサウンドのバランサーでなくてはいけないですよね。それをLIVEでもメンバー間のコミュニケーションや調和に関してもバランサーでいるというスタンスで居れたら幸せですね。俺は俺のを仕事をして、バンドがもっと注目してもらえることだけを目指していくつもりです。

―――当時は違ったんですか?
リョヲ丞:当時は自分を見てもらいたいという気持ちが何よりも強かったんですけど、こうやってせっかくみんなでまた集まれたので、今はロリヰタとして活動するに当たってメンバーへの感謝の気持ちしかないですよ。

―――感謝という言葉がリョヲ丞くんから出てきたという事実もとても素敵な事だと思います。語弊があるかもしれませんが、当時よりメンバーへのリスペクトを感じます。
リョヲ丞:それに尽きますね。メンバーへのリスペクトをふまえてバンドのことが最優先です。自分が今ここにいれることを感謝して、自分の役割を全うするだけです。

―――いい言葉ですね。

<進化>

リョヲ丞:Zepp以降の俺の向き合い方について最後に話してもいいですか。
―――お願いします。
リョヲ丞:再結成の一つとして世間から見られているという側面もあると思うんですが、俺らとしてはただ過去をたどるのではなく、ここから新しい道を切り開いていくためにまた集まったので、ただ単に再結成したのではなく、ここからまた進化していくバンドだということを伝えたいですね。

少女-ロリヰタ-23区完全復活
パーソナルインタビュー:Dr.BAN

<ステージに立つ思い>

―――久しぶりのロリヰタのライブはいかがでしたか?
BAN:そうですね、こんな長い時を経て一日復活しましたけれどもやっぱり色んな気持ちや想いがステージまで伝わってきて、すごい楽しんでもらえたようで何よりです。

―――(写真を見ながら)これだけたくさんの人が入ってるEASTは・・・人数だけじゃなくて、熱が一番後ろまで届いてるライブってホント久しぶりに観たと思いました。
BAN:ありがたいです本当に。

―――颯くんも今日インタビューさせてもらってて、あの頃と、この前のライブの間ではやっぱり、シーンが変わった気がするという事なども話していたのですが、BAN:くんはどのように感じているのか聞かせてもらえたらと思います。
BAN:なるほど話しましょう。

―――ライブに立って、颯くんはどうでしたか?
BAN:いやーもう、素晴らしいですよ。「素晴らしい」の一言です。

―――やっぱり颯くんはかわらず颯くんの魅力があったっていう感じでしょうか?
BAN:さすがだなって思いましたね、やっぱり。
何よりカリスマ性があるなって思いましたからね。それは、リハの時から思いました。

―――リハの時からなんですね。
BAN:出てますね。立ち姿や、ステージに立つ想いとかがやっぱり、その他のボーカルとは比べ物にはならないくらいすごくあるから。あと自分の像もしっかり持ってるし、そこが彼の良いところだなって改めて、再確認したってのもありますね。

―――久しぶりに会ったのはいつになりますか?
BAN:いつだ?いつだろう?・・・・一年前くらいからなんとなく話が出てきて、計画し始めて、やってみようかなってみんなが思い始めた時じゃないですかね、きっと。

―――久しぶりに再会した時の雰囲気ってどうだったのかなって。
BAN:再会した時は、まぁ、うちのオッチャン(ユ≠キ)とはその後も一緒にバンドやってたからぜんぜん久しぶりじゃないけどね(笑)

―――そうですよね。ユ≠キくんとは一緒でしたもんね。
BAN:そうです・・・でもまぁリョヲ丞はあいかわらずで、颯くんも、変わらなかったですね。あいかわらずな姿勢とスタイルで。最初遠慮はしてたかもしれないけど、元々考えやら何やら変わってないなっていう感じで。みんな若干の久しぶり感はあったからお互い少し探ってた部分はあるけど、話しだせばみんな当時と変わらずって感じでしたかね

―――颯くんに関してのことをみんなに聞いた時も「変わってない」ってみんな言ってて、良い意味で彼は最初からあんな感じで、同じようなスタンスで話ししててっていうの聞いて
BAN:たぶん根本が変わってないからですね、音楽や歌に対するものが変わってないから、その通りなのかなっていう。あと性格面もあるでしょうけど

―――ロリヰタをまた動かすことに関してBANくん的に、どういう風な気持ちだったのでしょうか?
BAN:気持ち的に私は言われればいつでも良いとは思ってましたし、私の基本的なスタイルだと「やりたきゃやればいいじゃないか」スタイルなんで、みんなが思ったのが一致したから何も考える必要がないなと思ってやりましたっていう状態ですね。

―――本当にその通りで素晴らしいなって、発表の時のBANくんのコメント「夢を見るのに理屈はいらない」がその一言に集約されていたのを最後に見て「あぁ!もう、これだ!」って、思いました。
BAN:反応も良かったですよ。

―――かっこよかった!
BAN:私も、いっかなって思って。なんだかんだお客さんには不安があると思ったんで、それをいかに上手く押してあげたりできることを考えてどういうコメント出そうかなとは思いましたね

―――あれはほんともう名言ですよ
BAN:良い言葉を生み出せました

―――BANくんはユ≠キくんとロリヰタが無期限活動休止した後に一緒に(バンド)やったのは、「選んだ」って言うと重いんだけど、どんなところからユ≠キくんを選んだのでしょうか? BANくんから声かけたのでしょうか?
BAN:私からだったかな?確か。「(一緒に)やりませんかね?」みたいな感じで声かけました、私が。

―――新しくバンド組むと、前のバンドのメンバーの良いところ悪いところみたいなのが比較できる瞬間があったりするのかな?と思ったりするのですが、いかがでしょうか??
BAN:振り返ってみると・・・そうですね・・・言い方は上手い事しないと否定的になってしまうけれど、やっぱり颯くんのカリスマ性がすごかったなって思いますね。色々観たりしてても、やっぱり彼が一番カリスマ性のあるヴォーカリストだと思います。それがちゃんと出来てる。

<そこにある空気感>

―――お話を聞いていても、メンバーに対してのリスペクトが前よりもあるような気がしています。「大人になった」っていうのがわかりやすい表現なのですが、その一言で括るにはもったいないくらいの感覚ですよね。
BAN:他のメンバーに対するリスペクトが強いっていうのはロリヰタに関して一番デカイんじゃないかなって思いますね。すごく、私は当時から思ってたし、それが全員でしっかりできてたバンドかなと思います。

―――メンバー一人ひとりがそのままの魅力を出しててかっこいいんだなって思いました。
BAN:そうですね。いちいち出てると思いますよ全員。みんなが自分の持ってるいちばん良いところ出せばいいだけの環境なんで。それがまさにリスペクトだとも思いますしね。信頼してる分、その他の部分は気にせず他に任せとけばいいやっていうのを全員が全員できてるのかなと思います。あとはまぁ、いろんな経験を経てまた新しいもの創ったり色んな事考えたり意見できたりできるようになったのが良いところだと思いますね。

<唯一無二>

―――話は変わりますが、BANくんは新しいものへのアンテナが鋭いですよね。
BAN:まあ、新しいもの好きですからね、何でも。今の音楽がどうなっているかっていうのはすごく気にしてるし、良いなって思ったらすぐ調査しに行くっていうスタイルですから。

―――BANくんの姿勢として音楽の新しいものに対して自分からとりに行くっていう早さとか、ファッションに対しても、常にアップデートし続けてるっていう所が、いつも面白いなと思います。
BAN:基本的には先取りが好きです。早く見つけて、早くやって、他の手に渡ったら次にいくっていう。何でも「先に!先に!」思考で。実際そういう土壌にいる人達はやっぱり面白いんですよ。音楽もそうですけど。世間が注目する前に先に集まってるアンテナ張ってる人達と一緒に音楽を観たり聴いたりしてるっていう時の、そこの場所が一番楽しいんですよ。

―――確かに。クリエイティブな人達というか、面白い事を考えたりする人とかいっぱいいるところですね。
BAN:そういう人達って何かピンときて、「これだ!」って思ってそこにいるし、そういう人達しか集まってない場所って、純粋になにかがあって(そこに)居る人っていうのが交わってその空間が出来てるから。そこの熱量とか、空気感っていうのがすごく好きで。それで、後になってその場に人が増えてきたりメジャーになってきた時に、「あぁ、あの空間ってやっぱり面白かったんだな。これだけの人が納得する物だったり音楽っていう空間を、いち早く集まっれた私達って掛け替えのない財産を持てたよね」っていうのを楽しみたい。

―――そうですよね。結果としても、後に多くの人に届いてるとか見えるっていうのは楽しいですよね。
BAN:そういうのを楽しむタイプですね。先に目をつけてる人達はやっぱり面白い。そういう人達と物を見たり仕事したりするのが楽しいなって思います。

―――颯くんライブの時にMCで「ロリヰタっぽいバンドって居ない。唯一無二の存在だ」って言ったのが印象的だったんですよね
BAN:ロリヰタっぽいバンドが他に居ないっていうのは、結果そうなってるっていうのもあるし、無理矢理作れるもんでもないと思うから、結果的にこんな人間達が集まったらそりゃぁ同じじゃないよなって思うかな。人間性とか立ち位置とかキャラクターとか。この5人集まったら似たようなもんにはならないかなって思います。

―――振り返った時とか、外から見て、何年も続いてきたのを見て、これは真似できないし、メンバーが立てばロリヰタになるんだなって
BAN:そうですね。やっぱりそうなるなっていうのは色々ありますね。それも、集まってリハしてみたりした時に改めてすごい感じましたし、みんなでやればロリヰタっぽくなるなって。

―――撮影の時もそんな話があったと思うんだけど、集合を撮る段階になってテストで撮った時にやっぱりみんなが入るとその個性の集まりがロリヰタだなって思いました。
BAN:それがやっぱり、リスペクトの部分と一緒ですけど、自分のやりたい得意な部分だったり、出したいところをしっかりガンって出せば自然にまとまるっていうのが撮影の時もできてたかなって思いますね。好き勝手やってあんなに形になるんだったら(無理に)合わせなくいい。それが良さかな。

<私の時代が来ました>

―――それぞれの自然な良さを一番出せる場っていうのがロリヰタの、バンドらしさなんですね。
BAN:変わった、変わってない話で言えば最近、言いたい話がタイムリーな感じであるんですけど

―――なんですか?
BAN:最近ようやく、「若いね」って言われるようになってきたんです(笑)自分でもびっくりしたし、ついにきたか!ってこう、ひしひしと「うんうん、しめしめ」って思ってるんですけどね。

―――それは実感としてどういうことなんだろう?なんで最近なんだろう?
BAN:最近、人に年齢を伝えると「若いね!」って言われるようになってきたんです。ホントに。おぉ!ついに来たか!と思いました。
実年齢の10?20位、上で言われたりも昔はしてましたからね(笑)当時10代の私が今の年齢くらいに見えるって言われてましたけど、ついに逆転しましたからね。

―――(笑)BANくんは妖精だから年齢とかじゃなかったですもんね!
BAN:そうですね(笑)でもね、劣化を追い越してきました。

―――逆転しましたからね。もうこれからはBANくんの時代ですよ
BAN:いやもう、そうですよ!私の時代が来ました。遂に。ずっと老けてる老けてるだったけど今誰よりも一番若くなってるじゃないかと。これはやはり妖精の力です。なんてったってまだ6歳ですからね!(笑)

<生き様>

―――(笑)颯くんについてBANくんから見た目線のお話を伺いたいのですが、彼はすごいまっすぐだなって、お話させてもらって最初に思って。ステージの印象からは意外なほどすごい純粋でまっすぐに考える人で
BAN:そうです、その通りです。そこがほんとに彼の良さを真に気付く人や、応援したいなって思う人が更に魅力に思うところの一つになるから、それが良さだと思いますよ。それに見合った歌詞を書くし、世界観があるし。

―――撮影の日ふたりで話しながら撮らせてもらって、まっすぐさに気付いて、好きになっちゃったな
BAN:なんだかんだ、もうほんとに、まっすぐストレートな人間だと思いますよ

―――子供の無邪気さみたいなものがあるっていうか
BAN:他で例えちゃうとアレだけどストレートなくさいセリフ言うロックバンドを真似してる奴らいっぱいいるけどなんだかんだ彼はそのままで一番それっぽいって言う。

―――あぁ、わかる気がします。
BAN:あぁいう感じのジャンル、みんな憧れて真似しちゃうけど、ヴォーカリストはこうじゃないとできないなって思いますし。ああいう、感情だったり、伝えるのって。

―――彼の生き様がそのようなスタイルなんですね。
BAN:そこを本人もすごい重視してると思うからこそ、すごい感じますしね、ステージで。自分の思ってる気持ちだったり感情っていうのを、どうやって伝えていこうか、どう見せていこうかっていうのをすごい意識してると思うんで。

―――彼はそれだけの伝えたい言葉とかがあるんだね
BAN:あるんですよね。すごいたくさんあるんですよ、ステージで出したいものとかが。そこが良い事です。最近あんま無いですからねそういう人って、居ないですから。それがやっぱり見続けられてる理由かなと思うし、心に残る理由、何年たってもいいなって思う理由だろうし。

―――次のライブはもうZeppということで、その日が龍兎くん含めてスタートに立つっていうことで。2017年はどうなりそうですか?わくわく具合だけでも垣間見せてもらえると
BAN:そうですね・・・この五人で新たに始めていけるっていうところの楽しみ、ワクワクがありますし、見せたいものも、やりたいものもまだまだたくさんあるから、どかんと全部ひととおり全力で出して、観てもらって、「懐かしいな」から「やっぱりいいな」って言う風にまた変われるようになって行きたいかな。大人になったロリヰタもいいなと思ってもらえればいいかなと思います

―――続きはZeppでですね
BAN:続きはZeppで。こっからスタートしますから

―――新曲とかもね、この先の楽しみかな。この前も入りきれなかった人いっぱいだったから
BAN:そうですね。それは私達もびっくりでしたけど、心残りでもあるので。

―――次はZeppという大きいところで
BAN:ですね。そこで新しい形っていうか、現代にロリヰタが復活してかっこいいと思ってもらえるような、意図が伝わるバンドになればいいと思っています。まずはそれを1年間かけてみんなにに気付いてもらう作業をしようかな、というところで始めていきたいと思います


GALLERY

2017.1.15 ZEPP TOKYO

2016.9.17 TSUTAYA O-EAST

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